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hiding 2

蕎麦で腹が膨らみ、とても良い気分で雪景色の戸隠を歩く。

もう、お参りはしちゃったし、どうしようかなぁ~、と思っていると
中社の外れで奧社までの徒歩コースの地図を見つけた。

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よっしゃ。 歩いてみるべ。

普段から歩いてるし、ZUMBAってるし、お腹も一杯だし
4キロなんてヘッチャラヘッチャラ~♪
と気分良く鼻歌まじりに歩き出した。

雪はもう降っていない。 
それどころか、サンサンと太陽が輝いていて、青空には雲一つない。

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しばらく行くと反対側から歩いてきた老夫婦が
「もしもし? この先に行かれるおつもりですか?」 と話しかけてきた。
よく聞いてみれば、少し行った先は工事中で
それ以上先には進めなかったそうだ。

「大通りに戻って、そっちから行った方が良さそうですよ。」

無駄足は嫌なので素直に彼らの忠告を聞き入れ、大通りを歩くことにした。
歩道は全部雪で埋まってしまっていて歩けない。
仕方なく車道を歩いていると、バスにどつかれそうになったり
自家用車に水を跳ねられたりで、おちおち歩けたもんじゃない。
もうだんだん嫌になってきた頃に 
「鏡池 この先2キロ。 奧社にも続くコースあります。」 という看板を発見した。

うーん、2キロかぁ。
車通りも少なさそうだし、こっちの方が安全かなぁ。
方向転換決定!

ところが、山道でしかも雪の中、というのを忘れていたw

車が通った跡はあれど、車一台通らない。
もちろん、ひとっこ一人通らない。

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途中までは、車を気にしない道、清々しい山の景色、森の空気
全てが気持ち良かったんだけれど
ずんずんと奥に進むにしたがって段々不安になってきた。

もし転んで歩けなくなったら?
天気が突然変わって、大雪になったら?
熊が出たら?? (看板が出てたのよぉ~ 汗

携帯なんて、もちろん圏外だ。
こんなとこで遭難したら、良い笑いものだし、迷惑なだけであろう。
これは早く済ませた方が良かろうと歩くペースをあげた。

ずい分歩いて、やっと山奥のひっそりとした鏡池に到着したが
一軒だけあったお土産店は開いていなかった。
暖を取ることも出来ないので
一人でバシャバシャと写真を撮る。

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看板が指す奧社方向の道を見てみれば
もっと山奥へと続いているではないかw
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いやいやいやw これはいくらなんでも自殺行為だろうw
そうなると、来た道をまた一人黙々と引き返すしかない。

汗だくになって、真っ白な雪道をひたすら歩く。
聞こえるのは、自分の息遣いと、雪を踏む足音だけだ。

ふと足を止めてみる。

枝が揺れて触れ合う音
遠くの鳥の声
時々、枝の上から溶けて落ちる雪の音

じっとしていると、自然のたてるささやかな音が自分を包んいるのが解る。
360度ぐるりと回ってみる。
誰もいない。
自分だけなんだ。
なんだかとても不思議な気分だ。
こんな瞬間、ここ数年間、いや、多分、今までの人生で
一度も味わった事がないと思う。

なーんて感傷的になっていていも
大通りに辿り着いてバスや人影を見てホッと出来たアタシw
やっぱり現代人なんだよなーw

そして、再びバスや自家用車にどつかれつつ
大通りを歩き続ける。

そうなのだ。 目的地は奧社なのだw
結局、これは往復4キロもの寄り道になっただけwww
頑張れ、自分!www


そして、長くなりそうなので次回に続く~w

chu♥
くーる

おまけ
もう2年越しの日記になっちまっただろ! とか
数か月も前の話だろ! とか
まだ引っ張るのかよ! とかw
ぜーんぜん気にしてないもんねーダw 

(スンマセンw

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